進学塾アルファ狭山校 適鍋適所
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適鍋適所

早いもので、今年も大みそかを迎えました。お陰様で多くの塾生を迎えることができて、充実した一年になりました。このブログも多くの方々にお読みいただき、またブログを通して様々な交流をさせていただくことができたことに心から感謝いたします。

しゃぶしゃぶ鍋銅製のしゃぶしゃぶ鍋

今日の夜は家族そろってご馳走を食べるという方も多いかと思います。私も、今夜は奮発してアンコウ鍋で一杯やろうかと思っています。(笑)先日、理科を教えていて、金属の性質と鍋の関係について話したのでご紹介したいと思います。金属の性質の一つに「熱伝導性が高い」というものがあります。金属は熱を伝えやすいということですが、一口に金属といっても、金属の種類によって熱伝導率は異なっており、鉄が83.5に対して、銅は403となっています。つまり、銅は鉄の約5倍、熱を伝えやすいということになります。この性質を利用しているのが、しゃぶしゃぶ鍋です。しゃぶしゃぶでは、肉などの具材を入れても湯温が下がらずにすぐに火が通ることが重要になるので、伝導性が非常に高い銅製の鍋が使われることが多いという訳です!この話をしたところ「全部の鍋を銅製にすればいいのでは?」という意見が出たのですが、ことはそう簡単ではありません。


すき焼きの場合には、鉄製の鍋が使われることが多いのですが、これは鉄の鍋の方が均一に熱が伝わり、焦げ付かずに調理できるという特性によるようです。銅製の鍋だと部分的に一気に火が強く通って焦げ付く箇所ができてしまったりするので、すき焼きには適していないという訳です。「すき焼き」という名前自体が鉄製の「鋤(すき)」の上で肉などを焼いたことに由来するという説もあるようですが、もし違う鍋で作られていたら、今のようにすき焼きが人気のメニューになることはなかったかもしれませんね。


湯豆腐や寄せ鍋などでは、土鍋が使われることが多いですが、これまたきちんと理にかなっているようです。土鍋は、熱伝導率が金属鍋に比べて低い分、じっくりと火を通すことができるので、アミノ酸などのうまみが多く引き出されるのです。さらに、土鍋には小さなくぼみがたくさんあるので、そのくぼみで小さな気泡ができることで、大きな泡ができることを防ぎ、豆腐のような柔らかい具材をやさしく加熱できるのだそうです。ですから湯豆腐にも土鍋が使われることが多いという訳です。ちなみに、理科の実験で突沸(とっぷつ)と呼ばれる急激な沸騰を防ぐために使う沸騰石(ふっとうせき)という石がありますが、これも小さな穴がたくさんあることで、小さな泡が発生して突沸を防いでいるので、土鍋と同じ原理ということになります。ちなみに、こうした土鍋が一般家庭に広く普及したのは意外と最近で、1950年代にリチウム鉱物のペタライト系の強い火力でも壊れにくい土鍋が開発されたのがきっかけだそうです。という訳で題名の通り、鍋もその料理に合わせて適切な素材の鍋が使われているということです。


今年も一年本当にありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。

ジンギスカン

本日は鍋に関するクイズです。モンゴルの英雄、チンギスハンの名前にちなんで名づけられたといわれている、羊肉を使った北海道名物の鍋といえばなんでしょう?


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