進学塾アルファ狭山校 ミャンマー人のお名前
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ミャンマー人のお名前

サッカーの日本代表の2022年W杯カタール大会アジア2次予選初戦のミャンマー戦が今日の午後9時20分からミャンマーのヤンゴンで行われます。日本がFIFAランキング世界33位でミャンマーは世界135位ということで、日本優位の展開が予想されますが、実はミャンマー代表はアジア大会では1966年と1970年に優勝している古豪です。好試合を期待したいと思います。


さて、ミャンマー戦で注目すべきは実況です。今回の代表も活躍が期待されるツートップはアウントゥ選手とチョーコーコー選手、日本戦は守勢が予想されるので出番が多そうなゴールキーパーはチョージンテット選手、中盤で活躍が期待されるのがラインボーボー選手、前節のモンゴル戦で退場になって今日は出場できないのがマウンマウンルウィン選手と、アナウンサーにとってはなかなか手強い名前が勢ぞろいしています。以前の試合では、アウンチョーチョー選手など長い名前の選手をしっかりと噛まずに中継していたのが「さすがプロ!」ととても印象的でしたが、今日の実況ではどうでしょうか?注目してみてください。(笑)


おそらく、中継でミャンマーの選手の名前を呼ぶのが大変な理由の一つは多くのミャンマー人の名前に「姓(いわゆる苗字)と名(いわゆる名前)」の区別がないことだと思われます。中継で名前を呼ぶ際も姓名がある選手名であれば例えば「クリスティアーノ・ロナウド」選手を「ロナウド」と呼べますが、ミャンマーの選手の場合たとえば「チョーコーコー」で一つの名前なので一部分だけを呼ぶことができないという訳です。

アウンサンスーチー

世界一有名なミャンマー人と思われるアウンサンスーチーさんの名前については、生徒からよく質問を受けます。一つは「点はつけなければならないのか?つけるとすればどこにつけるのか?」という質問で、もう一つは「スーチーと書いても良いのか、アウンサンスーチーとフルネームを書かなければならないのか?」という質問です。公民の教科書では自由権という項目で、自宅で軟禁されていたアウンサンスーチーさんのことが紹介されていて「アウン・サン・スー・チー」と表記されており、「スー・チーさん」という書き方をしている部分もありますが、先ほど書いた通りで、ミャンマーの人名には「姓・名」という考えがないので「アウンサンスーチー」で一つの名前ですから、本来は点で区切ったり、一部分で呼んだりはしないものだと思われます。アウンサンスーチーさんの場合、父親のアウンサン将軍の名前にちなんだ「アウンサン」と父方の祖母にちなんだ「スー」、母親のキンチーさんにちなんだ「チー」という三つの部分から名前が構成されているそうです。そして「アウンサン」の「アウン」というのがミャンマー語で「優れた」という意味の単語だそうです。そういう訳で構成する単語ごとに区切ると「アウン・サン・スー・チー」という表記になるという訳ですが、ですから点はどうしても必要なものではないということになりそうです。次に「スー・チーさん」という呼び方ですが、これは例えば「幸子」さんと「一郎」さんの子どもなので「幸一」さんと名付けられた人を「幸さん」とか「一さん」と呼ぶのと同じ理屈になってしまうので、本来はおかしいということになるでしょう。


さて、アウンサンスーチーさんの父親のアウンサン将軍は「ビルマ建国の父」とも呼ばれ、ビルマのイギリスからの独立や日本軍との戦いで活躍し、20代で国防大臣となった人物です。32歳で暗殺された悲劇的な最期もあってビルマ(現在のミャンマー)では国民的な人気があったことがその娘であるアウンサンスーチーさんへの支持の拡大にもつながったといわれています。後に日本と対立して戦ったことはあるものの、そのアウンサン将軍がイギリスからの独立運動に際して日本と協力していたことなどもあり、ミャンマーは現在でも親日的な国と言われています。今日も良い試合となって、ミャンマーと日本が更に親しい国となるきっかけとなってくれるとよいですね。お読みいただきありがとうございました。



本日はミャンマー(ビルマ)に関するクイズです。1956年と1985年に市川崑(いちかわこん)監督によって映画化されたことでも有名な竹山道雄の第二次世界大戦でのビルマを舞台とし、日本兵をモデルとしている作品といえば何でしょう?


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No title

アルファの先生へ

クイズ正解できました🙌

楽しく、訪問しています。

(人''▽`)ありがとう☆ございます。

No title

ミャンマーの人名には「姓・名」という考えがない
というのを初めて知りました。
勉強になります!

こんにちは。

ミャンマーの人の氏名は苗字と名前の区別がないのですね。

父方、母方の名前をつなげることは、他の国でもあるようで、母方の名前をミドルネームにする場合もありますね。

以前、タイ人の女性と知り合いになったことがあるのですが、彼女の名前も覚えられないぐらい長くて、最初の二文字 Ta (タ)と皆が呼んでいました。

でも、スポーツ中継では、長い名前をそのまま言うのですね。すごいですね。 私は今回の試合は見ていないのですが、また今度そういうところにも注意して見てみたいです!

日本、勝ったそうでよかったですね。

アスカのまま日記 さま

コメントをありがとうございます!返信が遅れて申し訳ありません。励みになります。今後ともよろしくお願いいたします。

係長さま

コメントをありがとうございます!インターネットなどで姓・名が分かれて入力するタイプの場合にミャンマーの方は大変だそうです。

Yurikoyama さま

コメントをありがとうございます!確かに、タイの方の名前も長い場合があるようですね。試合の結果まで確認して頂いたようで、ありがとうございます。(笑)
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