
アルカリ

先日の歴史の授業で「鎌倉時代から、草木を焼いた灰である草木灰(そうもくばい)を肥料として使うようになった」という説明をした際に「酸性・アルカリ性」の「アルカリ」というのはアラビア語で「灰」という意味だという説明をしたので、ご紹介したいと思います。
アラビア語では、単語の前に「アル」という言葉がよく付けられます。「アルカリ」は「アル」+「カリ」で「カリ」は「灰」を表します。元素の「カリウム」もこの「カリ」というアラビア語に由来するそうです。他にも「アルコール」もアラビア語起源とされ、中東の放送局「アルジャジーラ」は「半島」という意味のアラビア語ですし、「アルゴリズム」という数学・コンピュータの用語は面白いことに「アル・フワーリズミ」というイスラムの数学者の名前に由来するそうです。
草木などを燃やした灰を水に溶かすとアルカリ性になることから「アルカリ」という名前が付けられたそうです。雨が多い日本の土は基本的に酸性になりやすく、アルカリ性で土を中和できるうえにカリウムなどを含んで肥料としても有効なことから草木灰が肥料として有効活用されてきたそうです。ちなみに、雨が多いと土が酸性になるのは、空気中の二酸化炭素を含んだ酸性の雨水が多く降って来ることで酸性になることや、土の中のアルカリの成分を雨水が流してしまうことなどによるそうです。

さて、土が酸性かどうかは、実はアジサイの花の色で知ることができます。酸性の土では土の中のアルミニウムが良く溶けアジサイに吸収されるため青いアジサイになり、中性やアルカリ性の土ではアルミニウムがあまり溶けないことから赤いアジサイになるのだそうです。ですから、同じ敷地で青と赤のアジサイが咲いている場合には、人為的に一部の土をアルカリ性にしていることが多いようです。酸性やアルカリ性についての学習は覚えることも結構あって苦手としている生徒も多いので、少しでも身近な話に近づけて親しんでもらえるようにしていきたいと思います。
お読みいただきありがとうございました!
本日は、アラビア語にちなんだクイズです。アラビア語でお父さんを呼ぶときには何と言うでしょう?
ア ヤバイ イ クサイ ウ ウザイ
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草木などを燃やした灰を水に溶かすとアルカリ性になることから「アルカリ」という名前が付けられたそうです。雨が多い日本の土は基本的に酸性になりやすく、アルカリ性で土を中和できるうえにカリウムなどを含んで肥料としても有効なことから草木灰が肥料として有効活用されてきたそうです。ちなみに、雨が多いと土が酸性になるのは、空気中の二酸化炭素を含んだ酸性の雨水が多く降って来ることで酸性になることや、土の中のアルカリの成分を雨水が流してしまうことなどによるそうです。

さて、土が酸性かどうかは、実はアジサイの花の色で知ることができます。酸性の土では土の中のアルミニウムが良く溶けアジサイに吸収されるため青いアジサイになり、中性やアルカリ性の土ではアルミニウムがあまり溶けないことから赤いアジサイになるのだそうです。ですから、同じ敷地で青と赤のアジサイが咲いている場合には、人為的に一部の土をアルカリ性にしていることが多いようです。酸性やアルカリ性についての学習は覚えることも結構あって苦手としている生徒も多いので、少しでも身近な話に近づけて親しんでもらえるようにしていきたいと思います。
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