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沼地を掘る

新中一の英語の授業では、まだまだ英語を書くという作業を始めたばかりという生徒もいるので、まずはアルファベットを固めつつ、単語にも少しずつ慣れてもらうようにしているところです。英語をできるようにするのには、様々な方法論があると思いますが、英語をできないようにする方法は実に単純で「英語を嫌いになってもらうこと」に尽きます。


英語が出来なくなってしまった生徒は、ほぼ間違いなく英語が嫌いです。「外国に行くつもりはない」とか「外国人に会ったら逃げるからいい」などと言ってしまいます。(笑)そうした生徒でも、手順を踏んで英語ができるようになってもらえば、最終的には英語が好きになってくれます。ですが、もちろん最初から英語を嫌いにならない方が良いに決まっています。ですから、英語の最初の方の授業はとても気を遣います。まずは、嫌いにならないように、慎重に進めていきます。


掘る

アルファベットの小文字は、習い始めの生徒にとっては手強い存在で、昨日もやはりbとdを間違えてしまう場面もありました。そうした場合の対処法はいくつかあるのですが、今回は卒業生が書いた伝説の英文を紹介しました。それが「I have a dig bog.」というものです。文法的に問題があるので訳すのは難しいですが、強引に訳せば「dig」は「掘る」で「bog」は「沼地」ですので、「私は沼地を掘る」とでも言ったイメージでしょうか。本来は「I have a big dog.」で「私は大きな犬を飼っています。」となるはずの例文がbとdが入れ替わってしまったせいで、奇妙な英文になってしまったのですが、この話をすると「bとdなんてどっちでもいい」と思っていた生徒も笑いながら間違えるとメチャクチャなことになってしまうと思ってくれるようになったりします。これは一例ですが、まずは英語を嫌いにならないようにしながら、できるようになってもらうように、これからもあの手この手で頑張りたいと思います。お読みいただきありがとうございました。


本日は、digという単語にちなんだクイズです。掘るという意味の英単語digに由来するゲームは次のうちどれでしょう?

ア パックマン  イ スペースインベーダー ウ ディグダグ


▼解答を表示する




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英語ができない最大の原因

大げさなタイトルですみません。出来るだけ多くの方に読んでいただきたいので、こんな題名にしてみました。結論を言うと、英語が出来ない最大の原因は「完璧主義」つまり「間違うのを嫌がる気持ち」だと思います。


期末テスト対策が始まり、中一の生徒たちは「三単現のs」と格闘しています。「三単現のs」というのは、「主語が三人称(IやWeなどの一人称、Youなどの二人称以外)で、単数(男一人、女一人、モノ一つ)の場合で現在時制(=過去ではない)のときに、一般動詞(play、makeなど)にsをつける」という英語の語形変化のルールです。中2や中3になってからアルファに入塾した生徒で、英語が苦手と言う生徒に「英語の何が嫌か?どこからできなくなったか?」を聞くと、圧倒的に多いのがこの「三単現のs」です。


英会話


今まで英語を教えてくる中で私なりに考えた三単現が面倒な理由は、やはり「間違いやすい」ことだと思います。ですから、英語を学習するうえである意味一番大事なことは、「間違ってはいけない」という心理的なプレッシャーをなくすことだと思います。もちろん、わざと間違う必要はありませんし、間違いを徐々に減らすことは重要ですが、間違うことを恐れすぎると英語を学ぶこと自体が苦痛になります。そして結果として英語から逃げるということになって、英語の学習時間が減るという負の連鎖になってしまうのです。ですから、アルファでは英語を学ぶ際に「間違いながら進歩する」ということを大切にしています。




自転車

よく生徒に言うのは「初めて自転車に乗るときに転ばない人はいない」という「たとえ話」です。英語で新しい内容を学ぶのは、初めて自転車に乗る練習をするのに似ています。もし「一度も転んではいけない。」と言われてしまったら、一生自転車に乗れるようにはならないでしょう。ですから、英語を学ぶ際にも「積極的に取り組んで間違うのは決して悪いことではない」という風に考えてもらうようにしています。そうした考え方をしてもらうことで、英語に取り組むことに前向きになってくれるからです。


さて、実は人によっては「完璧主義だけれど、英語ができる」という人もいます。しかし、この場合実は「勉強の英語はできる。」というケースがほとんどだと思います。私の大学時代の友人は、センター試験の英語で一問しか間違えず、ほぼ満点をとったにも関わらず、外国人の人に英語で道を聞かれた際に「I can't speak English.」と言って逃げ出したそうです。彼は完璧主義で、真面目な努力家でしたが、典型的な「勉強の英語はできても、英語はできない人」だったように思います。「英語ができる」ようになるには、「間違いを恐れないで英語を使う」ことが最も重要だということなのではないでしょうか。多くの英語の達人の方たちもそうした内容のことをおっしゃているように思います。ですから、これからも「間違いを恐れずに英語を使う」姿勢を身につけてもらえるように意識しながら、英語を指導していきたいと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。



本日は「完璧」という言葉に関するクイズです。完璧の「璧」とは一体なんでしょう?


ア 宝玉(ほうぎょく)  イ 壁(かべ)  ウ 癖(くせ)



解答を表示する


答えは「アの宝玉」でした。古代中国の趙(ちょう)の国にあった「和氏(かし)の璧(へき)」とよばれる「璧(下の写真のような宝玉)」が由来となっています。クイズに挑戦して頂いてありがとうございました。
璧





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テーマ : 英語・英会話学習
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イギリスの正式名称は?

先日の英語の授業で、the U.K.という表現が出てきて、イギリスの正式名称の説明を話をしましたので、ご紹介したいと思います。イギリスの正式名称は「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」と言い、英語では「The United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland」と言いますが、非常に長いため省略して「The U.K.」などと表記します。UやKの後ろの「.」(ピリオド)は、その部分で省略が行われたことを表す目印で、「United」を省略したので「U.」「Kingdom」を省略したので「K.」と表記されています。同じようなピリオドの例としては「the United States(合衆国)」を省略した「The U.S.」や「Mister(ミスター)」を省略した「Mr.」、「Moutain(マウンテン)」を省略した「Mt.」などがあります。ちなみに、よく使われる表記については、省略したことを示すピリオドを省いて「The UK」などと書く場合も多いようのです。



イギリス


さて、この「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」ですが、もともとは上の図のように4つの国だったものが一つにまとまっているので、「連合王国」ということになります。連合王国の中核となるのは人口の80%以上を占めるイングランドで、歴史的にもイングランドが他の三つを統合して連合王国を構成したというイメージになるかと思います。まず1282年にイングランドが「ウェールズ公国」を併合します。もともとはこのウェールズの君主だったのが「ウエールズ大公」=「Prince of Wales(プリンス オブ ウェールズ)」なのですが、現在ではイギリスの皇太子が代々「プリンスオブウェールズ」となる慣例があることから、「プリンスオブウェールズ」というのがイギリスの皇太子を指すというイメージになっています。ちなみに「prince」というと王の息子である「王子」というイメージが強いですが、モナコ公国などの小国の君主である公や大公も「prince」なので、注意が必要です。



その後1707年に「合同法」によってイングランドとスコットランドが合併し「グレートブリテン王国」となり、1801年にはアイルランド全域も統合した「グレートブリテンおよびアイルランド連合王国」が成立します。しかし、同じキリスト教でもカトリック系が多いことなどから、アイルランドでの独立運動が激しくなり、1922年に北部だけがイギリスに残る形でアイルランドが独立し、現在のような「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」が成立しました。



実は「イギリス」というのは、ポルトガル語で「イングランド」を意味する「Inglez(イングレス)」が語源で、次第に連合王国全体に対しても使われるようになったそうです。ですから、「イギリス」や「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」と、その一部である「イングランド」の区別が曖昧になってしまうことも多く、注意が必要です。例えば「English(イングリッシュ)」というのは、本来は「イングランドの」とか「イングランド人、イングランド語」という意味ですから、本来は連合王国全体を指すわけではないのです。例えば、スコットランドの人は「Scottish(スコティッシュ)」ということになりますし、ウェールズの人は「Welsh(ウェルシュ)」ということになるので、その人たちを「English」と呼ぶのは本当はおかしいということになります。そのため使われることがある表現が「British(ブリティッシュ)」です。こちらはスコットランドやウェールズも含めてブリテン島全体の人を指すので(北アイルランドの人に対しては使えないかもしれませんが)「English」よりも広い範囲を指すことになります。



いずれにしても言えることは「ウェールズ、スコットランド、北アイルランドの人々の中には、それぞれの出身に誇りを持っている人もいるということを知っておいて損はない」ということです。例えば映画「007シリーズ」のジェームズボンド役でも有名な俳優のショーンコネリーは腕に「スコットランドよ永遠に」というタトゥーをしていることで有名ですし、2014年には僅差で否決されたものの、スコットランドで連合王国からの独立をめぐる投票も行われたほどです。また、スポーツではサッカー、ラグビーなどで、ウェールズ、スコットランド、北アイルランドなどはそれぞれ独自の代表チームで大会に参加しています。イギリスのそうした歴史を知ると英語を学ぶ際にも役に立つかと思いますので、ぜひ参考にしてみてください!



最後までお読みいただき、ありがとうございました。




ユニオン

本日は「イギリス」にちなんだクイズです。イングランド、スコットランド、アイルランドの国旗を取り入れて成立した、上のイギリスの国旗を通称なんと呼ぶでしょう?

ア 星条旗   イ ユニオンジャック  ウ トリコロール


解答を表示する

答えは「イのユニオンジャック」でした。クイズに挑戦して頂いてありがとうございました。





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英検に燃える!~今日は最高84度

華氏

いよいよ本日が英検本番です。アルファは準会場となっているので、遠くの本会場まで行かなくても英検を受験することができます。今回もぜひ全員合格といきたいところです!さて、一応英語ネタ?ということで、先日、生徒とiPhoneの天気アプリの気温表示の話になりましたので、ご紹介したいと思います。iPhoneの天気アプリでは上の写真の赤で囲んだ部分で「℃=摂氏(せっし)」と「°F=華氏(かし)」を切り替えることができます。今日の最高気温が84度というのは、華氏の場合の話で、摂氏だと29℃ということになります。日本では、温度の単位としては主に摂氏が使われます。「摂氏」はこの温度の表し方を考えたスウェーデンの天文学者セルシウスの漢字表記「摂爾修斯」の最初の文字「摂」に人名のあとにつける「~さん」という意味の「氏」をつけたもので「セルシウス度」とも言います。水の凝固点(ぎょうこてん=氷になる温度)を0℃とし、水の沸点(ふってん=沸騰する温度)を100℃として定められました。(現在では、より厳密な別の定め方をしているため少しだけ凝固点と0℃、沸点と100℃がずれています。)


華氏はドイツの物理学者ファーレンハイトによって考案された温度で、ファーレンハイトの漢字表記「華倫海特」の一文字目に「氏」をつけたもので、「ファーレンハイト度」とも言います。主にアメリカなどで使われている温度の単位です。華氏では、水の凝固点(摂氏だと0℃)が32°Fとなり、水が沸騰する沸点(摂氏100℃)が212°Fとなります。ですから、華氏の1度分の幅は摂氏の1度分の幅の9分の5ということになります。つまり摂氏で5℃温度が上がった場合、華氏だと9°Fだけ温度が上がるということです。だいたい0.5℃が1°Fといったイメージですね。このように華氏は摂氏とは全く違う温度の単位なので、iPhoneの天気アプリで間違えて華氏に切り替えてしまうと気温が100°Fなどになって驚いてしまうということが起こる訳です。ちなみに、アメリカでは華氏100度を越えると非常に暑い日というイメージで「今日は気温が3ケタになります。」などと言うそうです。華氏を摂氏に直す式は「(華氏の温度-32)÷9×5」となりますので、華氏100度は「(100-32)÷9×5=約37.8℃」ということになります。日本で言う真夏日の35℃と近い感覚かもしれませんね。


華氏というと個人的に思い出すことがあります。それは、以前に新千歳空港に向かう飛行機に乗っていた際に、機長さんが機内放送で到着地の新千歳の気温を英語で「five degrees Celsius=摂氏5度」と言うべきところを誤って「five degrees Fahrenheit=華氏5度」と言ってしまい、私の隣に乗っていたアメリカ人の親子が慌てていたという出来事です。華氏の5度は摂氏に直すとマイナス15℃ということになりますから、慌てるのも無理はありません。すぐに「機長さんの言い間違えですよ」と教えてあげて、そこから華氏についての話になりました。アメリカの人たちが世界の他の地域で使われている摂氏ではなく、華氏を使うのも一理あって、華氏は摂氏よりも人間の生活感覚にマッチしている部分があるようなのです。例えば、「華氏で一ケタの温度は危険な寒さ」と言うことになるし、「華氏で90度をこえると猛暑」、「体温が華氏で100度になると治療が必要なレベルの熱」、と言った感覚が生活にマッチしているのだそうです。普段生活で接する温度がだいたい0度から100度に収まるという点や、ほぼ摂氏で0.5℃分が華氏の1度分ということで1度が小刻みなので、温度において小数を使う必要性がほぼ無い点なども魅力だとのことでした。


日本ではほぼ接する機会のなかった華氏ですが、国際化と情報化が進む中で見かける機会も以前よりは増えたかと思います。華氏の温度を見かけたら、今日の記事を思い出していただけると嬉しいです。



最後までお読みいただき、ありがとうございました。




マイケルムーア

本日は、華氏にちなんだ問題です。「華氏911」や「ボウリングフォーコロンバイン」などの映画で知られる上の写真のアメリカ人のドキュメンタリー映画監督は誰でしょう?(ヒント:ハリセンボンの近藤春菜さんのネタで登場します。)

ア フランソワ・トリュフォー  イ ウディ・アレン  ウ マイケル・ムーア


解答を表示する

答えはウの「マイケル・ムーア」監督でした。ちなみにマイケル・ムーア監督の次回作は「華氏119」だそうです。クイズに挑戦して頂いてありがとうございました。



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Johnにhは必要?

先日の英語の授業で、「英語の人名John(ジョン)にはなぜhが必要なのか?」という話になりました。Johnというのは聖書の登場人物である「ヨハネ(Johannes)」の英語読みなので、ヨハネの「ハ」の発音の名残でhという文字が残っているという話をしました。

バッハヨハン・セバスチャン・バッハ


欧米系の人名では、このジョンのように、聖書の登場人物に由来する名前が多く存在します。そして、そうした名前は言語によって微妙に(場合によっては大幅に)発音がちがいます。例えば、ヨハネの場合、英語ではジョン、ドイツ語ではヨハン、フランス語ではジャン、イタリア語ではジョバンニとなります。つまり、ジョン・レノンとヨハン・セバスチャン・バッハとジャン・バルジャンは同じ名前だったということになります。他にはペテロが、英語ではピーター、ドイツ語ではペーター、フランス語ではピエール、イタリア語ではピエトロとなります。


授業では、大幅に違う例として、高校の世界史や日本史で登場するロシアの女帝「エカチェリーナ2世」(大黒屋光太夫(だいこくやこうだゆう)が拝謁した相手として登場します。)は英語表記だと「キャサリン2世」となってしまうという例を紹介しました。英語を勉強しているとキリスト教が関係してくることも多いですから、興味を持ってみると、より深く英語が理解できて良いかもしれませんね。


このブログを読んでくれている生徒から、クイズを出すときに一回の問題数が多いという貴重なアドバイスをもらったので、少しずつ出してみようかと思います。早速今日の一問



問題 英語の「ルイス」は、ドイツ語だと「ルートヴィヒ」、フランス語だと「ルイ」となりますが、イタリア語だと何というでしょう?
(ヒント:任天堂のある有名なゲームキャラクターの兄弟の名前です。)
解答を表示する

答えは「ルイージ」です。クイズに挑戦して頂いてありがとうございました!






最後までお読みいただき、ありがとうございました!



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